6歳の息子を持つ30代サラリーマンのふじおと申します。本ブログにお越し頂き有難うございます。
30代半ばの僕が、これまで読んできた本の中でかなり感銘を受けた本をご紹介したいと思います!
この本は、下記のような方に是非読んでもらいたいです。
- 子育てに悩んでいる方
- 仕事に悩んでいる方
- これからの生き方に悩んでいる方
本を読むのが苦手な方は、植松努さんがTEDトークで話している動画(You Tube)をご覧頂ければ本書の内容も触れられているのでオススメです。動画再生回数は295万回で非常に多くの方が見られており、約20分弱の動画です。
僕はYou Tubeを先に見てから本を読んだのですが、動画は植松努さんの人柄もよくわかるので、より一層理解が進みますよ!
好奇心を“天職”に変える 空想教室
株式会社植松電機 代表取締役
株式会社カムイスペースワークス 代表取締役
NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC) 理事
全国各地での講演やモデルロケット教室を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える活動をしています。※植松電機ホームページより引用
植松電機は北海道にある会社で、教育活動にも力を入れられており、ホームページには「「思うは招く。夢があればなんでもできる。」失敗を恐れずに、自ら挑戦することの大切さを、小さなロケット作りなど様々な体験を通して子ども達に夢と勇気と自信を持ってもらうことへの活動をご紹介します。」と記載されてます。
従業員が少ない中での教育活動の受け入れは大変そうですが、それでも活動を継続されている。子ども達に夢と勇気と自信を与えている植松電機は本当にステキやなと、6歳の息子がいる父親として思いました。
機会があれば、是非息子を参加させたいと思ったぐらいです。
植松努さんの言葉に共感できる理由を考えてみた
かざらない人柄と意思の強さが伝わるからです。そして、全てが実体験から生まれてきた言葉ばかりなので、内容がすーっと入ってきます。
本に書かれている内容すべてメモ帳に書いて、常に持ち歩きたいと思えるぐらいです(読書管理アプリにはこの本の好きな言葉を書き留めてるのですが、ほぼメモりました)
本当はすべてをご紹介したいレベルですが、ほんの一部だけご紹介したいと思います。
自分でやってみる
いきなりしてもらおうと思わず、まずは自分で考えて、自分でやってみる。これは人が生きていくうえでとっても大事なこと。
できるようになれば、誰かにしてあげられるようになる。
このこの言葉はかなり刺さりました。
分からないことがあるとついつい知ってる人や知ってそうな人に答えを求めがちになりますよね?
でも、やってみることで覚えることもあるし、学べることもあります。
僕がこれまでの間に、自分でやることによって得たものも多くあります。そして、自分でやりきることにより、聞いてやるよりも身につく知識や経験はケタ違いのような気もしてます。
自分でやってみて、誰かにしてあげることができるような人間になりたいし、子供にもそうなって欲しいと思う。
考えること
ロボットが人間の代わりをつとめる時代はそう遠くはない。これから先、間違いなく人間の手を必要としない社会がくる。
この現象を食い止めるためにはどうしたらいいか?ロボットに負けなければいい。ロボットに負けないためには、何が必要か?それは、「考えること」です。これからは「考える人」が増えればいい。
考える人とはどんな人か?
実はいま、世界が真剣に探し求めているのは、「やったことがないことを、やりたがる人」。あきらめずに工夫する人。これだけでオッケー。
AIによって人間の手が掛からずに世の中が回る世界はそのうち来るんだろうと思う。
それが10年後なのか20年後か…それとも自分が生きている間ではなく、子供が大人になったタイミングかもしれない。
AIに負けないくらいの創造力があり、探究心のある「やりたがりの人」になればいいんじゃないかとホント思った。
30代の僕に足りないものはこれかもしれない。
いまお読みいただいているこのブログは、やったことないことの一つで、「やりたい!」という気持ちが強くて書いてます。でも、それ以外のことはあまりやってない。
一つでも二つでも、やりたいと思うことを行動に起こしていくようにならないといけないなぁ…っと、30代半ばにして今更思っている。
けど、まだ遅くない…はず。
やりたいことをドンドン形にしていくようにしたい。まずは、このブログで目標を達成すること…目標は、ブログを通じて誰かの役に立つこと、すこし稼いで家族に還元すること。
やればできる!やらないからできるかどうかもわからんのや。っと自分を奮い立たせます(自戒)
大変な方を選ぼう
能力というものは、失敗するか成功するかの「経験」によって身につく。楽をするということは、つまり「その経験を避ける」ということ。
もしなにかで迷っちゃったときには、自分は楽を選んでいないかどうかだけを気をつければいい。そうしたらきっと間違えないで、今より前に進むことができると思う。
迷ったときは、大変そうな方を選ぼう。
ラクをしたいと思うのは誰もが抱える感情ではないでしょうか?
- ラクして稼ぎたい
- ラクして暮らしたい
- ラクして早く帰りたい
- めんどくさいから仕事の手抜きをする…など
- ラクするためにやらない
- ラクしたいから誰かにやってもらう
そりゃー、ラクできる方がええわ!
でも、これまでの生き方を振り返ってみても、失敗だらけで失敗の中から得たことばかりじゃね?って思います。
もちろん、成功ばかりするほうがいいけど、誰もが失敗しながら、それでも前を向いて突き進んで、乗り越えていまがあるはず!
ナカナカ簡単にできることじゃないけど、迷った時にラクしようとしてない?って自分に問いかけて行動するよう心掛けよう。
あなたもそうしませんか?
「どうせ無理」と戦う。
人の可能性を奪おうとする、象徴的な言葉が「どうせ無理」です。簡単な言葉です。すぐ楽ちんになれる恐ろしい言葉でもあります。この言葉をつぶやくだけで、なにもしなくて済んでしまうからです。でもこの言葉こそが、人に努力なんて無駄だと思わせる最悪の言葉です。他人からこの言葉をくらうと、人は大変なことになります。
なぜなら人の「自我」というもの、つまり「自分は自分だ」という確信は、とっても弱いものだからです。
今日から「どうせ無理」という言葉に出合ったり、この言葉が心の中にわいたときには「だったらこうしてみたら」を考えてみてほしいのです。つぶやいてみてほしいのです。
ただそれだけのことで、いつかきっと、この世から「どうせ無理」という言葉がなくなって、暴力の連鎖がぷつっときれるはずです。いじめや虐待がなくなるはずです。だからできることだけでもかまわないから、みなさんの力をほんの少し貸してもらえたらうれしいですを
自信を取り戻せば、みんなやさしくなれる。自信を身につけるには「やったことがないことをやる」しかない。できるかどうかは気にしない。やりたいことはなんでもやってみよう。
僕は30代の大人として、小さな子供の父親として植松さんのこの本の言葉がとても感銘を受けました。
君には「どうせ無理だよ」と言われた経験があるからかもしれません。
植松さんのこの言葉が、あなたにも届いて、あなたの生活や子供への接し方が少しでも変わればいいなーっと願ってます。
この本は子供が漢字が読めるようになったら、必ず読ませたい1冊です。
おしまい